マニアック仕様

2011-11-12

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このJB23、新車コンプリート製作中なのですが、なかなかのマニアック仕様となっています。

パッと見、3インチ位の普通のリフトアップ仕様なのですが、その中身が

実は2インチ弱のサスペンションリフト + 1インチボディリフトなんです。

ん?なんでそんなメンドクサイ事をするのか?

 

オーナーの要望では、ルックス的に3インチが希望だが、フレームをゴリゴリするようなオフロードはしないとの事で、オンロードでの気持ちよさ優先でセッティングしました。 もちろん、オフロードへ持ち込んでも期待を裏切られる事は無いと思います。

最近、多くなって来ている3インチリフトは、かなりしっかり補正してあげないと、色々な部分で不具合が発生してしまいます。

リフトアップによってデメリットが極力発生しないように検討した結果、2+1インチリフトとなりました。

2インチ弱のリフト量は各部の補正が最小限で済む為、ステアフィールの悪化等、ほぼ感じることなく走れます。

補正としては、ハイブリッジファースト製の2インチ用アーム、タニグチ製のリアラテラルアップブラケットⅢ、フロント調整式ラテラルロッドの3点のみです。コレだけでデメリットの無い補正が完成です!

リアのラテラルロッドに関してはノーマルで行けちゃうんです。 ん~、2インチってスバラシイ(笑) もちろん、剛性の高い社外品に変えるのはアリですよ。

ボディリフトに関しても、APIO製の強化ゴムタイプを使用することにより、ボディへのストレスを与えずに、大径タイヤ用のフェンダーアーチと低重心を手に入れます。

トライアル出身の僕からすると、ボディリフトって絶対にあり得ないメニューだったんです。が、JBに関してはアリじゃないかと思います。ゴムの形状に関係があると思いますが主観では、ボディ剛性も上がるように感じます。1インチというリフト量もさることながら、ぱっと見だと、ボディリフトしているように見えない事も高ポイントです。